
1,000万円あったら何ができたでしょう?
「新規事業の開発費」「古びた治工具類を新調する」「『コスト削減新記録!!』を樹立して社長賞をもらう」「会社に貢献したことで給料も役職も上がる」ということも夢でなくなります。また、経営者の方でしたら「決算書が比べものにならないくらい良くなる」「融資が受けやすくなる」なんてことも可能ですし、単純に「自分の給料を上げられる」ということにもつながります。
もちろんこの中間業者が悪いとは一言も言う気はありません。ただ、「部品」も「伝票」も「クレーム処理」も、それこそ「グリスのひとかけら」も指一本触れずにマージンを得られることを「素晴らしいビジネスモデル」と呼んでいいのでしょうか?
私どもにはそうは思えません。皆さんはどうでしょうか?
前述のメーカーの問題は(当社と)「直取引するだけ」で自動的に、一瞬のうちに1,000万円得するということだったのです。でもそれができなかった…
メーカーや元請は常にどうやれば儲けられるかを考えなければなりません。
では、どうするか…
結論から言うと「努力の方向を間違えない」ということです。この「努力の方向」をほんのちょっとだけ修正するだけで良いのです。
◆ 誰もが間違えてしまう「努力の方向」とは?
一口に「努力の方向を変える」と言われてもあまりに抽象的すぎてわかりませんよね。ある意味皆さんの今までしてきた努力を否定することになります。ただ、自分が苦労した分、皆さんには苦労してもらいたくないということは信じてもらいたいのです。
こう書くと「何を善人ぶっているんだ・・・」と思われるかもしれませんが、ざっくばらんな話し・・・
楽して儲けられる方法はないかなぁ・・・
と毎日考えているんです。同じ努力で同じ金額しか儲けられないのでしたら絶対「楽」な方を選びたいですよね。誤解のないように言いますが、これは「仕事をサボる」ということではありませんよ。「同じ製品ができ上がる」に加えて「経費がかからない」「売上を上げられる」「疲れない」「自由な時間が増える」となればこの上ないのが本心です。そのために「考え抜く」のです。
例えばあなたに何らかの理由で「突然、普段はやらなくていい製品の組立業務が発生してしまった・・・」となったとします。同じ部署の方に頼みたくても皆さん急がしそう… そうした仕事が急に発生しても…
「OK!! 明日中でいいんですねっ。大丈夫ですよ!! ボスは自分の仕事頑張って下さい!!」
とはりきってやってくれる外注や製造下請に振って、自分がするべき本来の仕事に集中しなければ会社の業績、あなたの仕事は向上しません。自分の仕事に集中しなくても自分の仕事にゆとりができればあらゆる意味で得できます。でも、いろいろな理由で自分の代わりにイレギュラーで入った仕事を信頼して躊躇なく頼める人や外注はなかなか見つかりません。
「自分でやった方が早いか…」
とあなたは判断され、もくもくと深夜まで仕事が続きました。もちろん自分の本来やらなくてはならなかった仕事はそっちのけです。結局次の日もイレギュラーの仕事をし、翌々日は疲れがたまって仕事にならなず、自分の仕事は「3日遅れで週末の宿題」という有様に…
もしかしたらこんなことはあなたにとって日常茶飯事かもしれません。そしてあなたの会社も知らず知らずのうちに本来進むべき軌道を外しているように思えます。
私も「努力の方向」を間違えたばっかりに11億円以上の借金を背負うハメになったのです…
なぜこうなった…?!
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